寄付というと一般人の場合は数百円から多くても数千円で、それでも自分のお金を無償で困っている人のために渡すという行為はすばらしいものです。
日本でも震災などが起きると、有名人もよく数百万円など寄付する方もいます。
東日本大震災のときに孫正義さんは100億円の寄付をしたのも有名な話しです。
そんな寄付ですが、今回アメリカでとんでもない金額の寄付が行われました。
今回の海外で起きた寄付額がとんでもない額だった
なんと寄付されたその額は180億ドル。日本円にして約2兆円。
「億」でもすごいのに「兆」ですよ。そんな想像もできないような金額を寄付するのは誰かというと、彼女の名前は「マッケンジー・ベゾズ」。
「ベゾズ」と聞いてピンとくる人もいるかもしれませんが、そう、Amazon創業者のジェフ・ベゾズの元奥さんです。
最近離婚が成立して、奥さんはAmazonの株式4%(360億ドル相当)を受け取ったのですが、その半分の180億ドルを慈善活動に寄付するというのです。
ここまでの金額になると、現実離れして想像がつきません。さすがアメリカ、スケールが違いますね。
というか、慰謝料で4兆円近く払うのも凄すぎる。
ちなみにジェフ・ベゾズの今年の資産は1310億ドル。日本円にして14兆円。現在世界一の大富豪です。
世界の寄付額トップ5
世界の大富豪の寄付額はどれくらいなのでしょうか?
フォーブスが2018年に調べた2017年寄付額トップ5。
≫ 米国で最も寄付金額の多い富豪リスト、バフェットが4年連続首位
・1位は世界一の投資家ウォーレン・バフェットで28億ドル(約3150億円)を寄付し、4年連続で首位。
・2位はマイクロソフトのビルゲイツで25億ドル。
・3位にはブルームバーグ(経済・金融情報の配信、通信社・放送事業を手がけるアメリカ合衆国の大手総合情報サービス会社)創業者のマイケル・ブルームバーグで、7億200万ドル。
・4位はウォルマート(アメリカ最大のスーパーマーケット)を創業したウォルトンファミリーで5億3600万ドル。
・5位は投資家のジョージ・ソロスで5億3100万ドル。
こう見ると、世界の有名人が上位を独占していますね。
これをみると、あれ?ジェフベゾズはお金持ちなのに寄付ランキングに入っていないの?と思うかもしれませんが、ベゾズはあまり寄付をしないことで有名です。笑
お金持ちなのに最低だ!と思うかもしれませんが、勘違いしてほしくないのは、ベゾズはただケチだからしないというわけではありません。
世界中でもベゾズが寄付をあまりしないことへの非難が起き始めていた時にこんなツイートをしました。
「わたしの慈善活動は、現時点で人々の役に立つ緊急のニーズを満たすだけでなく、永続的な影響力をもつものにもしたいと考えています」
つまり、Amazonのような世界中の人々が便利になるようなプラットフォームを提供することに、お金を使いたいと考えていると。
社会に貢献するという形は人それぞれのやり方があるということです。
最後にちょっと計算してみましたが、人生100年だとして、2兆円使い切るには毎日5479万円使わないといけません。豪遊しても使い切るのは無理っす。