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新しい分野を勉強するなら、選ぶべき教科書は【とにかくやさしい基礎】

 

悩んでいる人
新しくスキルを身に着けたいから、勉強したいんだけど、どんな本や参考書を選んだらいいかわからない。

 

こんな疑問にお答えします。

 

何か新しいことを学びたいときに、有名で人気のある本や参考書を購入する人が多いですが、たいていの人は途中で挫折します。

 

理由は「一冊目の選び方が間違っている」からです。

 

まず、一冊目に選ぶといいのは、「やさしい基礎の本」。

 

これです。

 

どうして、やさしい基礎の本から始めるべきなのか説明します。

 

やさしい基礎の本をオススメする理由

 

なぜ、やさしい基礎の本から入るといいのか?

 

「どうせ勉強するなら、基礎以外のことも書かれている、しっかりとした本や教科書を選んだ方が、まとめて学べるから効率がいいんじゃない?」という疑問がわきます。

 

その考えも間違ってはいません。

 

でも、普通の人がそれをやるとどうなるかというと、途中で挫折します。

 

例えば、英語の勉強をしようとして、「これ一冊で英語を完璧マスター」という、厚くて基礎から応用までびっしりと書かれている本が、あったとします。

 

これを元に、英語の勉強をするとどうなるか?

 

覚えることやわからないことが多すぎて、うんざりしてしまいます。

 

だれでも、今話したパターンで挫折したことがありますよね。

 

人は自分自身を、過大評価しがちです。

 

最初は、この本をすべて勉強すれば、自分は英語を身に付けることができると思います。

 

実際に勉強を始めると、後半になるほどわからないことや、覚えなければいけないことが大量に書かれていて、うんざりしてきます。

 

最後にはイヤになって、「途中で挫折」するのがお決まりのパターン。

 

わからないことを減らし、覚える量も減らすために、はじめに選ぶべきは「やさしい基礎が書かれている本」です。

 

ページ数も、数十ページしかないような薄い本で十分、というかそれがベスト。

 

「やさしい基礎の本から始めるのは理解したけど、どんな本かわからない…。」という人のために、実際の本を紹介して例を話します。

 

文章を書く技術をレベルアップしたい人の例

 

「普段から仕事でプレゼンが多く、文章を書く技術をもっとレベルアップしたいなぁ。」と、考えている人がいるとします。

 

さっそく、どういった本を買って勉強しようか、ネットで調べたり本屋で色々な本をみていると、こんな本を見つけました。

 

「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則」

 

文章術に関しての古典的名著で、この本から技術を学んで理解したら、プレゼンの文章は飛躍的にうまくなります。

 

ですが、はっきり言って内容は激ムズです。

 

理解するには、基礎としてある程度の知識がなければ難しく、ほぼ全員が途中で挫折するレベル。

 

いくら本の中身がすばらしいといっても、初めから難しい本にチャレンジして挫折しては、元も子もありません。

 

そこで、もっとやさしくて、わかりやすい本を選びます。

 

こんなの。

 

「20歳の自分に受けさせたい文章講義 」

 

「20歳の自分に受けさせたい文章講義 」は、文章の基礎の書き方について、誰でも理解できるくらい、やさしく書かれています。

 

新書なのでページ数も文字も少なめで、1日で読み終わる内容です。

 

最初はがっちりと、1から100まで「考える技術・書く技術」で学ぶのではなく、1から30までを「20歳の自分に受けさせたい文章講義 」で学ぶくらいで十分。

 

基礎を学ぶだけでも文章術は間違いなく向上するので、難しい本ですぐに挫折するより、はるかに効果的です。

 

勉強やスキルを身につけるために、はじめに選ぶ本は「やさしい基礎の本」というのを覚えておいてください。

 

ちょっと余談ですが、以前テレビ番組で、GACKTさんの密着番組をやっていました。

 

驚くのはGACKTさんは、なんと「5か国語」を話せること。

 

勉強して覚えたそうなのですが、本棚にあった語学の勉強本は「〇〇語の基礎」と書かれた本がいくつもありました。

 

それを見て、やっぱり基礎から学ぶのがなにより大切なんだと、改めて思いましたね。

 

読書も同じで、かんたんでやさしい本から読む

 

読書でも同じです。

 

マルクスの「資本論」を読みたいと思っても、資本主義の基礎知識がないと、読んだところで理解なんてほとんどできません。

 

まずは資本主義について、学生向けにわかりやすく書かれている「池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」」から入るのが正解です。

 

「池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」」

 

もしくは最近は、難しい本の内容をわかりやすくマンガにして出版することが多いので、マンガから入るのもオススメ。

 

資本論 (まんが学術文庫)

 

「マンガなんて、子供の読むものでしょ」とバカにしてはいけません。

 

マンガでざっくりと内容(基礎知識)を読んでから、原書を読むと、理解度が全く違います。

 

以前の記事でも書きましたので、興味があるかたは読んでみてください。

 

マンガなんかより活字を読むべき!その考えハッキリいって【完全に間違い】

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結論

 

まず始めるべきは、かんたんでやさしい基礎です。

 

基礎さえしっかり学べば、それだけでレベルアップしますし、さらに難しいを内容を理解するのにも、基礎は絶対に必要なため、基礎を覚えるのがなにより大正解。

 

最後に簡単にまとめると、覚えることは2つだけ。

 

  1. すべての内容が書かれているような本(教科書)を選ばない。
  2. やさしい基礎が書かれているページの少ない本(教科書)で十分。

 

何か新しいことを学びたいとチャレンジしては、いつも挫折する人は、ぜひ参考にしてみてください!

 

今回は以上です。

 

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