二の腕に「ぶつぶつと皮膚の盛り上がり」や「赤い斑点」があるから、夏にTシャツを着ているとき、後ろに立たれるのがイヤという経験はありませんか?
僕の二の腕にも「ぶつぶつとした皮膚の盛り上がり」と「赤い斑点」が、小学生の時からありました。
小学生の頃は特に気にしていないので、よかったのですが、中学生や高校生、20代と大人になるにつれ、結構周りの目を気にするように。
夏場にTシャツを着るときは、あらかじめ日焼けをしておいて、赤いぶつぶつが目立たないようにして隠していました。
多くの人が悩んでいる二の腕の「ぶつぶつとした皮膚の盛り上がり」と「赤い斑点」ですが、自宅であることをやり始めた結果、改善されてよくなってきたので、僕がどういったことをやったのか紹介します!
「毎年、夏に二の腕を出すのが苦痛だけど、どうせ治りっこないから我慢して過ごしている」
という方は、諦めるのはまだ早いですよ。
お金もほとんどかからず、とても簡単な方法で僕が改善されたので、ぜひ参考にしてみてください。
二の腕のぶつぶつの原因から対策を考えた
二の腕のぶつぶつと赤みですが、昔は何かの原因でなっているのではなく、そういった二の腕として生まれてきたので、一生付き合っていくことになるんだと諦めていました。
でも、たまに同じような二の腕の人も見かけるし、これって何か皮膚に問題があるからできているのか?と考えるように。
それなら、原因はなんだろう?
と疑問が浮かんだので、ネットで調べた結果、おそらくこれが原因と判明。
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)
「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」または、「毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)」ともよばれる皮膚疾患の病気ということを発見。
症状としては、
- ぶつぶつとした皮膚の盛り上がり
- 皮膚の色が赤や茶褐色の斑点になる
- 症状はとくにないが、かゆみが出る場合もある
僕の症状もまさにこれ!
皮膚病の一種ということがわかったので、治すこともできるんじゃないか?と、さらに色々調べました。
二の腕のぶつぶつと赤み(毛孔性苔癬)の原因は?
毛孔性苔癬の原因は色々あるといわれていますが、主に以下の原因でなっている人が多いようです。
- 乾燥肌
- アトピー性皮膚炎
- 遺伝
- ターンオーバーの異常
- 過剰な皮脂分泌
ちなみに僕は子供の頃から、アトピー性皮膚炎で、極度の乾燥肌。
アトピー性皮膚炎は20歳くらいから、ほとんど症状が出ていないので問題がないとすると、僕が毛孔性苔癬の原因となっている可能性が高い「乾燥肌」に対して、対策をとってみることにしました。
これが後に、効果テキメンな結果に。
乾燥肌対策で化粧水とワセリンの組み合わせを試す
乾燥肌が原因の場合は以下のような理由でぶつぶつと赤みが出るそうです。
「皮膚の乾燥が原因で毛穴に古い角質がたまり、それが角栓となって毛穴に詰まり、先端が突き出した状態がぶつぶつとなって皮膚表面に現れる。その際に炎症による赤みも出る」
なるほど。
たしかに自分の赤いぶつぶつをみると、すべて毛穴が赤いぶつぶつとなって盛り上がっています。
乾燥が原因なら潤いを与えればいいと「化粧水」と「ワセリン」を購入。
これを毎日、一番肌が乾燥しやすいといわれる「風呂上がり」にぬりました。
化粧水をたっぷりつけて、そのあとに上からワセリンをぬることで、化粧水の蒸発を防ぎつつ、服のこすれなど外部からの乾燥の原因を防ぎます。
できるだけ皮膚を乾燥させないようにしてから、すぐに皮膚の状態は改善され、乾燥肌が原因で起きていた白い粉がふくことや、かゆみがなくなりました。
でも肝心の、二の腕のぶつぶつと赤い斑点は改善されません。
それでも毎日続けていると…
2ヶ月くらいでぶつぶつが減り始め、赤みもなくなってきた。そして1年後
あるとき、いつものように風呂上がりに化粧水とワセリンを二の腕に塗っていた時、「あれ?」と思いました。
「ぶつぶつとした皮膚の盛り上がりが少なくなっている」
化粧水とワセリンを使い始めて、2ヶ月目くらいのことです。
あきらかに手で触れたときの、ぶつぶつとした嫌な肌触りが減っています。
赤みはなくなっていませんが、ぶつぶつは減ってきたので、効果が出てきたとうれしくなり、その後もやり続けました。
そして1年くらい経つと、ぶつぶつとした皮膚の盛り上がりはなく、赤い斑点も減り、色も全体的に薄くなりました。
乾燥肌対策の前の二の腕の写真を撮っていなかったので、どれほど改善したか読んでいる人には差がわかりにくく申し訳ありません。
改善前は、遠くから見ても赤いぶつぶつが目立つくらいでしたので、かなりよくなりました。
1年と結構時間はかかりましたが、乾燥対策で毛孔性苔癬による二の腕のぶつぶつと赤みは、改善することを身をもって体験することができました。
同じように二の腕のぶつぶつと赤みで悩んでいる人がいましたら、化粧水とワセリンの併用対策を、試してみる価値は十分あると思います。
使用していた化粧水とワセリンの紹介
僕が使っていた「化粧水」と「ワセリン」が気になる方もいるかもしれませんので、一応どんな物を使っていたのか紹介します。
どれも1個数百円と手ごろな値段です。
使用している化粧水
使っている化粧水は「アロヴィヴィ 尿素&ヒアルロン酸全身ローション 500ml」
値段も安く容量もたっぷり入っているので、風呂上がりにケチらずたっぷりと二の腕につけます。
今でもこれを使っています。
使用しているワセリン
ワセリンは今と昔では違うワセリンを使っています。
以前に使用していたワセリンは、どこでも売られている一般的な「ヴァセリン ペトロリュームジェリー(大)368g」を使っていました。
「ヴァセリン ペトロリュームジェリー」と「アロヴィヴィローション」を2年くらい併用して使い、ぶつぶつと赤い斑点が改善されたので、ワセリンは「ヴァセリン ペトロリュームジェリー」で問題ありません。
ワセリンを変更した理由は、手ごろな値段で持ち運び便利なサイズを探していて「ワセリンHG」に変えただけ。
乾燥を防ぐのが目的なので、紹介した物でなくても、自宅にある化粧水やワセリンでも問題はないと思います。
次は太もものぶつぶつと赤い斑点を改善したい
二の腕の毛孔性苔癬はだいぶ改善されましたが、もう一箇所目立つ「太もも」はあまり改善されていません。
昔より、ぶつぶつとした皮膚の盛り上がりと、赤身は少し薄くなりましたが、二の腕よりはっきりとした改善がみられていないのが現状。
改善に違いがあるのは、おそらく乾燥から守られている状態の違い。
太ももはどうしてもズボンに強く擦られることが多いので、化粧水やワセリンを塗っても、潤いを保ち続けることが難しいです。
それが原因だと思うので、今後は風呂上がりだけでなはく、朝に太ももだけ化粧水とワセリンを再度塗るのが改善策かなと。
二の腕とくらべ、太ももを露出する場面はほとんどないので、あまり気にしていませんが、1日2回塗ることで効果が出てきましたら、こちらのブログでも再度報告しますね!
毛孔性苔癬はすぐには治らないので根気よくやることが大切
僕はここまで改善するのに1年くらいかかりました。
あくまで個人的な結果ということなので、人それぞれ環境や体質などで、全員が1年で僕と同じように改善されるとは限らないと思います。
もっと時間がかかる人や、全然良くならない人もいるかもしれません。
それでも安い費用で手軽に自宅で出来るので、やってみる価値は十分あると思います。
一つアドバイスとして、「すぐに改善することはない」という気持ちで取り組んだ方がいいと思います。
実際、1週間でよくなるようなことは恐らくないので、最初から「半年後にぶつぶつが減り、1年後に赤い斑点が少し薄くなる」くらいの目標で取り組んでいた方が、気持ちも楽です。
ベストは、僕みたいに毎日風呂上りの保湿ケアを当たり前の習慣にして、ある時、気が付いたら改善されていた!くらいの姿勢が一番いいですね。
最後に
今回、多くの人が悩んでいる「毛孔性苔癬」による二の腕の「ぶつぶつとした皮膚の盛り上がり」と「赤い斑点」を治すにはどうしたらいいのか、自分自身で試して改善された方法を紹介しました。
色々なサイトにも改善策など紹介されていますが、どのサイトも結局本人が実際にやってみた結果、改善されたという記事や画像もなく、淡々と説明文が書かれているだけが多い印象。
これだと本当に治るのかわからず、やらずに諦めてしまう人も多いと思いますので、僕が実際に自分の二の腕写真を載せて、改善してきた証拠を見せました。
毎年、二の腕のぶつぶつや赤い斑点がコンプレックスになっていた人は、ぜひ諦めずにトライして見てください。
これを読んで少しでも改善された人がいましたら、同じ悩みを抱える僕としても、とても嬉しいです。
一緒に頑張っていきましょう!