僕の唯一の趣味であり大好きな読書ですが、毎月数冊は買っているので、定期的に処分をしないと本棚に収まらなくなります。
だいたい現在300冊くらいあり、350冊から400冊くらいになったら、捨てるのは抵抗があるので、メルカリで売ったり、ネットの買取サイトでまとめて売ります。
それが当たり前だと思っていましたが、そんな凡人の発想では思いつかなかった、古本ビジネスを始めた人がいます。
これには「そんな手があったか!」と、ただただ感心。
同じ本好きとしてぜひ応援したいので、僕のブログではありんこ程度の発信力しかありませんが、ぜひみなさんに知ってもらいたいので紹介させてください。
24時間無人の古本屋【BOOK ROAD】
存在を知ったのは「24時間無人営業の古本屋「BOOK ROAD」、お客さんが後を絶たない理由」という記事。
中西さんは本が大好きで、所蔵本が1000冊とかなりの読書家ですが、本棚が重さに耐えられずたわんできたときに、奥さんになんとかするようにと言われたのが切っ掛けだそうです。
元々本屋をやりたいと秘めていた気持ちと、会社勤めをやりながは難しいと考え出したのが「24時間無人古本屋」。
普通そこで「無人で販売したら手間もかからないし、夢の本屋も開業できるし、いいんじゃないか?」って思います?
すごいわ。
一番気になる【盗まれないの問題】はどうなっての?
無人販売といえば、一番の問題は盗難。
周りも盗まれるから反対という声はあったみたいですが、小さい売り場スペースで、外から見えやすい作りにする、ちょっとした工夫で盗まれることはないそうです。
日本は昔から無人野菜販売所なんてあるし、よく考えれば今だって店の外に商品を無造作に置いているお店ってよくありますよね。
でも誰も盗んでいこうとはしません。
海外ではこうはいかないと思いますが、日本という場所では無人でも、きっちりとしたビジネスになるということですね。
僕の実家は田舎なので、無人野菜販売所が今でもあります。今まで購入したことはないですが、興味が湧いたから今度買ってみようかな。
手書きの文字の温かさで、怪しさを緩和させるアイディア
本を購入する場合は店内に置かれている「ガチャガチャ」にお金を入れて、ガチャガチャに入っている袋を購入するシステム。
会計を済ませつつ、買った本を持ち帰る袋にもなるので、一石二鳥のアイディアもさすが。
でも会計システムより僕がなるほどと一番参考になったのが、会計システムを説明する案内板。
出典:ニュースイッチ
知人に依頼して作ったそうですが、こう言っています。
「ガチャガチャのキャラクターや手書き文字の温かさで無人販売の怪しさが緩和されたように思います。」
この部分サラッと言っていますが、かなりのなるほどポイント!
無人販売所って、どっちかというと、ちょっと怪しい雰囲気がどうしても出るじゃないですか。それを手書き文字という人間の温かみを感じ取れる物を取り入れて、怪しさを軽減させるとは。
なにか別のことにも使えそうだから、早速手帳にメモメモ。
最後に
店内には木箱が置いてあるのですが、そこへ本を寄贈していく人も多いんだとか。
本棚を整理してくれたりする人もいたりと、無人のはずなのに色々な方が関わりを持っているお店。
現在、中西さんは新たに吉祥寺に、ブックマンションを2019年7月にオープンさせる予定。
地下一階の古本屋には、本棚を間貸しをし、色々な人たちが経営できるスタイルにするそうです。
あくまで一人で経営するのではなく、みんなを巻き込んでやっていくのが好きなことがわかりますね。
陰ながら応援させていただきます!
さてと、あまりに素敵過ぎる記事を読んで後で、
メルカリで本を少しでも高く売ろうとしている自分が、少し惨めな気分に感じるのはなんでだろう?
気のせいかな?