雑記

A型をO型に変換することに成功。輸血問題の解決に大きな一歩

僕は年に3回くらい献血に行きます。

こんな僕でも世の中の人に役立つことができると、献血終わりにはいつも自己満足に満たされて帰ります。

もう全身自己満足の塊と化します。

そんな自己満足が味わえる献血から最近「勧誘電話」が来ました。

「新聞取りませんか?」の勧誘は経験済みですが、「血液取りませんか?」の勧誘は初めて。

内容は「成分献血が不足しているので可能であれば来てほしい」と。

恐らく、よく来る人に電話で連絡していると思うのですが、今までこんなことはありません。

献血に行かない人は知らないかもしれませんが、献血には「200m」「400m」「成分献血」と3種類の献血があります。

200、400mは血液を抜くだけなので10分から20分くらいで終わりますが、成分献血は時間がかかります。

献血に必要な成分を取り出し、それ以外は提供者に戻すので一番体に負担が少ないですが、終わるのに1時間から1時間半くらい。

時間がかかる成分献血を、わざわざ勧誘電話をしてまでお願いされるなんて、これは献血が終わったら、どれほどの自己満足で包まれることができるんだ!

自己満足に包まれすぎて、前が見えなくて帰れなくなるじゃないか!

職員に「すいません、自己満足で前が見えなくて帰れないんで、ここに一泊させてください」と、交渉をしないといけないじゃないか!と内心ワクワクしながら献血ルームへ行ったら、

「成分献血は足りているので、今回は400mでお願いします」と。

あれ?成分献血足りていないんじゃ?

自己満足で前が見えなくなる体験はどうしてくれるの?

これって新手の献血詐欺なの?

きっと、当日に成分献血提供者が、たまたま一極集中したからだと自分に言い聞かせました。

それでも献血ルームの入り口に置かれている何型の血液が不足しているかの一覧表では、ほぼすべての血液型で不足と毎回書かれています。

日本だけではなく世界的に輸血に使う際の血液が足りていません。

そんな状況ですごい!と思ったニュースがありまして、なんとA型をO型に変換することに成功したというニュースです。

世界で多い血液型は?

世界各国の血液型は以下の通りです。

国名

A

B

O

AB

アメリカ

42

10

44

4

イギリス

42

9

47

3

フランス

47

7

47

3

中国(北京)

27

32

29

13

インド

22

33

37

7

ブラジル

41

9

47

3

ドイツ

43

11

41

5

オーストラリア

44

13

36

6

日本

38%

22%

31

9%

エジプト

36

33

24

8

南アメリカ

40

11

45

4

出典:http://www.bloodbook.com/world-abo.html

アジア、ヨーロッパ、北米、アフリカなど大きく世界別にみると偏りがあったりしますが、世界的にみてもA型とO型が多いことがわかります。

このグラフを見ても多く必要とする血液はO型とA型ということがわかります。

血液型を決める要因

血液型は両親の血液型の組み合わせで決まります。

A×A

A型・84% O型・16

A×B

A型・26% B型・23% O型・17% AB型・34

A×AB

A型・50% B型・20% AB型・30

O×O

O型・100

O×A

A型・60% O型・40

O×B

B型・57% O型・43

O×AB

A型・50% B型・50

B×B

B型・81% O型・19

B×AB

A型・22% B型・50% AB型・28

AB×AB

A型・25% B型・25% AB型・50

出典:http://xn--xgs859a0yae8ke93b.net/kumiawase.html

僕は両親、姉すべてB型ですが、僕だけO型。

B型とB型の組み合わせではO型になる確率は19%と低いので、確率通りの家族での血液型の偏り方です。

昔母親に、僕だけO型なのは拾ってきた子だからと冗談を言われてビビったことがありますが、B型同士でもO型が生まれることは証明されています。ホッ。

なぜ血液型が違うと輸血できないのか?

血液はABO式血液型というもので分けられていて、これは赤血球の表面にある「抗原」の種類で決まります。

  • A型はA型抗原。
  • B型はB型抗原。
  • AB型はAB型抗原。
  • O型は抗原なし。

さらに赤血球の周りに抗体もあり、それが以下の通り。

  • A型はA型抗体。
  • B型はB型抗体。
  • AB型は抗体なし。
  • O型はAB型抗体。

まとめるとこうです。

血液型

持っている血液型抗原

持っている抗体

A

A型抗原

B型抗体

B

B型抗原

A型抗体

O

なし

A型抗体、B型抗体の両方

AB

A型抗原、B型抗原の両方

なし

同じ型の抗原、抗体が揃うと抗体が赤血球を攻撃して破壊してしまうため、決められた血液しか輸血することはできません。

どうやってA型をO型に変換するのか?

そこで今回カナダのブリティッシュ・コロンビア大学の研究チームが、A型をO型に変換方法を開発。

腸内細菌のDNAから酵素を作り、それをA型の血液と合わせることで、A型の抗原を切り離す方法を開発したというんです。

しかも今回作り出した酵素は、採血時に血液バッグに入れておくだけで、抗原を切り離してくれるので、非常に簡単なのも特徴です。

風呂掃除より簡単。

A型は世界的にも人口が多いので、これでO型と同じ万能血液をして輸血に使用できるため、血液不足の問題に大きく期待が高まりそうです。

今後は血液サンプルのテストを繰り返し、近いうち病院での臨床試験を開始する流れになるようです。

献血に行きたいと思わせる工夫が足りてない

世界中で血液不足ですが、そもそも街中でたまに「血液が足りません。献血お願いします。」と献血ルームの職員が呼びかけて献血者を集めているのを見かけるのですが、あれじゃ集まりませんよ。

血液が足りないなんて、そんなことほとんどの人が知っています。

知っていて「面倒くさい」「痛いのがいや」「忙しい」などの理由で行かないんです。

だから僕が行っている献血ルームを例にしたら、

「飲み物はすべて無料で飲み放題!パンも2つまで無料で食べられます!テレビも雑誌も漫画もあります!子供が遊べるキッズスペースもあるから子供連れでも問題なし!後日血液から健康状態もわかりますし、最後に粗品もプレゼント!」

と言います。

これなら「なんかすごい良さそうだし、一度行ってみようかな?」となりません?

すべての献血ルームがこういったことをやっているわけではありませんが、少なくても血液を集めたいなら「行ってもいいかも?」と思わせる工夫が必要。

そんな物で釣るようなことは最低!と感じる人はどうぞそう思ってください。

なんであれ血液を多く集めるのが一番の大切なことなので、きっかけなんてなんでもいいんです。

物で釣られようが、献血をした人がしない人より社会に貢献しているのは事実。

行ったことがない人は、一度行ってみるといいですよ。

なんといっても人の命を救う手助けになることは嬉しいですし、一緒に自己満足に包まれましょう。

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