「お金はまったくたまらないけど、ゴミばっかりたまる」。
これは昔、職場の同僚がよく言っていたセリフ。
帰りの更衣室で一緒に着替えていると「あれとこれの支払いをしたら、お金が残らない。お金がほしい」と毎日のようにグチをこぼし、最後に決めセリフでこの言葉をはなちます。
まぁ、たしかに当時やっていた仕事は給料が安いんで、そういったことを言うのもわからなくもない。
でもね、同僚がよくないのは、「ただグチをこぼすだけで、現状を変えようとしないところ」。
その当時、ぼくと同僚は給料も一緒で、同僚は独身で一人暮らし。
ぼくは結婚していて、子供も二人。
当たり前ですが、家庭があると、ぼくの方が色々と出費が多くかかります。
それでも、ぼくは副業もしていたし、無駄な出費をしないように倹約もしていたので、同僚よりゆとりのある生活を送れて、貯金だって毎月していました。
ぼくと同僚の違いは「考えて行動するかしないか」。
たったこれだけ。
事実、同僚でもすぐにお金を増やす方法はいくらでもありました。
お金を生み出す方法は頭を使えばいくらでもある
その同僚で考えると、すぐにできる改善方法は3つありました。
お菓子を買わない
毎日お菓子を買ってきては食べていました。
しかも、お菓子が安いスーパーではなくコンビニで。
毎日2個くらい食べていたんで、1個100円としても2個で200円。月に換算するとこれだけで6000円。
おそらく、コンビニで買うことが多かったから、実際はもう少し高くなっていると思いますが、これだけで毎月6000円の出費。
まさに無駄金。
通勤に交通機関を使っている
同僚は、職場まで地下鉄やバスを使って来ていたので、交通費は1日に往復で800円ほど。
20日出勤としても、これだけで16000円の出費。
ぼくも地下鉄を使うと同じくらい交通費がかかっていましたが、ぼくの場合は自転車か徒歩を利用していました。
職場まで片道、自転車なら20分くらいで、徒歩だと1時間くらい。
朝から体を動かすのは気持ちよかったんで、徒歩で1時間くらい歩いても全然苦にはならなかったし、オーディオブックで本を聴きながら歩いていたんで、むしろ楽しくて職場につきたくなかったくらい。笑
それで、交通費はもらっていたんで、お金はうくし、健康にもいいし、読書もできるしといい事ずくめ。
だからぼくも同僚に提案したんですよ。
「自転車を買って自転車通勤したら?お金もうくし健康にもいいし」と。
でも同僚は「自転車買うお金がないし、転んだら危ないし」とか色々と買わない理由を並べて、結局、一緒に勤めている間は、買うことがなかったですね。
安い自転車なら1万円もあれば十分買えるし、一度買ってしまえば、毎月1万6000円も浮くのに、意味がわからない。
そして、毎日のように更衣室で言うんですよ。
「お金がない」と……。
車を手放さない
同僚は車を持っていたんですが、よくよく話を聞くと、車を使うのは実家に帰るときか、近くのスーパーに買い物に行くときくらい。
それって車をもっている必要ないだろと。
車は、「駐車場代」「車検」「ガソリン」「保険」と、お金をどんどん消費する金食い虫です。
どうしてもなんらかの理由で車を持たないといけない人はいいんですよ。
職場まで交通機関がないとか、子供の送り迎えがあるとか。
でも同僚は結婚していないから一人暮らしだし、実家まで交通機関で帰れるし、スーパーだって、歩いて行ける距離。
だから「車もっている意味がほとんどないんだし、売ったら?」と言うと、「いやぁ、なんかあったときのためにねぇ、、、」と売りませんでした。
たぶん、車の維持費で、月に換算すると1万以上はかかるだろうし、かなり大きな出費ですよね。
車を手放すと、1年で10万円以上は余裕で貯まるのに。
お金はほしいけど、習慣を変えてまで本気で増やしたいとは思わない
話に出てきた同僚以外にも、同じような人には何度も会ったことがあります。
「お金が欲しい」と毎日言っているわりに、お金を増やすにはどうしたらいいか考えずに、思考停止で行動しない人。
お金を増やそうと思ったら、いくらでも方法はあるんですよ。
さきほどあげた3つの改善策だけでも、もし実行したら月に3万以上出費が減りますからね。
1年だと36万円ですよ。
出費が減るのは、お金が増えるのと一緒。
さらに今の時代は簡単に、個人でも副業でお金を増やすことができるんだし。
すぐに誰でもお金を稼げる方法として例をあげると、フリマアプリのメルカリで、いらない物を売ればお金なんてすぐに稼げます。
» メルカリ
他には、クラウドワークスなどを使って、空いた時間を使って副業をすることもできますし。
» クラウドワークス
もしくは、お金がないと不満なら、もっと給料が高いところへの転職も有効な手。
すぐに転職は難しいとしても、リクナビNEXTなどの求人サイトに無料登録だけでもしておいて、日頃からもっといい条件の仕事がないか探して、いい仕事が見つかったら、転職をすることだって選択肢としてはありますよね。
» リクナビNEXT
お金を増やすには行動ありきです。
逆に行動すればいくらでもお金を稼ぐことは可能なので、お金がほしいとボヤいている暇があるなら、増やすにはどうしたらいいか考えて、どんどん行動するのが最前の方法ですよ!