こんにちは!hisatoです。
ぼく、ノンフィクションの物語がものすごい好きなんですよ。
特に有名な起業家のノンフィクションは、最高に面白い!
ナイキを作ったフィル・ナイトの「SHOE DOG」や、Amazon創業者ジェフ・ベゾズの「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」などなど。
有名企業の創業者は、みんな死ぬほどツライ思いをしていることがほとんどで、一般人なら「人生詰むレベル」の試練が次々と襲ってきては、それをなんとか乗り越えていく。
そんなエピーソードを読むことができるのが、ノンフィクションの面白いところ!
んで、なにやら海外で今話題の「サードドア」というノンフィクションの本が、日本でも発売され、少し気になったので購入。
ノンフィクション好きなぼく的には残念ですが、有名起業家のような、人生詰むレベルの話は出てきません。
どこにでもいる大学生が、成功者になるにはどうしたらいいか、「ビル・ゲイツ」や「スティーブン・スピルバーグ」「レディー・ガガ」のような成功者に秘訣をインタビューし、それらの内容をまとめ、同じような成功をしたい人の「指南書」を作ろうと思いたち、チャレンジしていく物語。
日本でもかなり売れていて、本屋でも平積みされています。
「この本のここが面白い!」とか、「人生チャレンジが大切!」とか、そういったありきたりな感想は他の人に任せるとして、ぼくは著者がインタビューした成功者から話される「名言」をまとめてみました。
これが意外と心にささる言葉が多かった。
成功者の名言
読みながら線を引いた言葉を箇条書きしていくよ!
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]誰だって生きていれば何かしら経験する。それを面白おかしく語れるかどうかで、違いが生まれるんだよ。
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]実力以上の仕事を引き受けろ、やり方は後から学べばいい。
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]生きるのに必要な額以上のお金はさ、「ゲームに参加するために」使うんだ。
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]こちらの都合じゃ会ってくれないってのは、決して会いたくないってことじゃない。視点を変えるんだ。相手が望むものを見つけて、それをエサにして懐に入っていけばいい。
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]インターネットはあるが、通信以外は何も変わっちゃいない。人間の本質は変わってないんだ。
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]短期の利益に飛びつくよりも、長期的なポジショニングを選べということだ。
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]最強の交渉戦術とは、純粋に信頼しあえる関係を築くことだ。相手に信用してもらえなければ、一緒にビジネスなんてしてくれるわけがない。
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]今の人生がどんなに退屈で先が見えないようでも、必ず変わる。良くなっていく。でも努力はしないとダメよ。
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]誰だって生まれてくる境遇を選ぶことはできない。あなたの生まれた家族があなたの家族で、あなたの生まれた環境があなたの環境なの。だから自分の置かれた場所でなるべく多くのものを得られればそれで十分だし、他の人と自分を比べる必要なんかない。
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]自分の歩む道をちゃんとみることよ。その先に何が待っているかとか、その先のゴールがどこにあるかはあなた次第。それを決めるのはあなたで、別の道を行こうなんて思わなくていい。
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]君が何者であるかは、君の持っている能力ではなく、君の選択によって決まるんだよ。
成功者だからこそ深みがある言葉。
もしぼくがこれを言ったら、深みはいっさいなくなり、言われた相手は100%笑うだろうね。
「あの人が言うから、深みあるわぁー」という人物になりたいっす。
小泉進次郎がアレックス・バナヤンと会っていた
正直あんまり期待していなくて、息抜きにサラッと読もう程度だったけど、なかなか名言が多くて思いのほか楽しめました。
でもね、途中ちょっと恥ずかしくなる話があるんですよ。
ビル・ゲイツにインタビューした著者のアレックス バナヤンが、「バカげた笑い話はなんですか?」と聞かれて、「日本での交渉の話」で爆笑している場面は、日本人として恥ずかしかった。苦笑
当時の役員に「バカヤロウ!」と言いたい……。
まぁ、そんなことが書かれていても、最後まで楽しめる内容なので、興味がある人は読んでみるといいですよ!
それと、びっくりしたのが、政治家の小泉進次郎さんが、著者のアレックス・バナヤンと会って会話したということをブログで報告していました。
≫ 「サードドア」の著者、アレックス・バナヤン氏と会いました
部屋には「有志有道」という掛け軸があり、「意思あるところに道はある」という意味をアレックスさんに伝えると、「まさにそれこそこの本で言いたいことだ!」と、すごく共感してくれました。との報告。
記事内に、そのときの動画もありますが、英語で会話している……。
日本の政治家って、英語が話せない人が多いし、ハキハキと喋らないし、カッコわるいと思う人が多いけど、この人はカッコいいわ。
最後にぼくが一番お気に入りの言葉を紹介。
「小さな決断によって、誰もが人生を大きく変えることができる」
すごくいい言葉だなぁ。