普段から誰もが考えていることの代表的なものといえば、「お金をもっと貯めたい」ということ。
いつまでたっても不景気ですし、将来の不安がますます増えていく現状、お金を少しでも多く貯めておきたいと思うのは誰でも一緒ですよね。
さて、そんな将来の不安を解消するために大切な「お金を貯める方法」ですが、やり方はいくつもあります。
「給料がいい仕事に転職」「投資」「副業」「いらない物を売る」などなど。
そんな中で、一番ラクで誰でも今すぐに実践できるオススメな方法は「倹約」。
今日はお金を貯めるのに一番大切な「倹約」についてお話しします。
きちんと倹約について知識をつけることは、今後の人生に大きく影響することなので、お伝えする内容は必ず覚えていってください。
お金を簡単に増やす方法は【倹約】。
お金を貯める方法で、一番重要なことは間違いなく「倹約」です。
「倹約」は「節約」と一緒の意味？と疑問に思うかもしれませんが、ちょっと意味合いが違います。
「節約」って幅広い意味で使われますよね？
「お金を節約」とか「時間を節約」とか。
つまり、「無駄な使い方をしない」のが節約です。
それに対して「お金の出費を減らすことを続ける行動」が「倹約」。
この倹約をすることでお金を簡単に増やすことができ、逆に倹約をしないとお金をどんどん失うことになります。
お金を増やしたいなら、倹約は絶対に避けては通れません。
【年収が高い＝貯金が多い】のか？答えは違います
ちょっと考えてほしいんですが、年収が高い人は貯金も多いと思いますか？
パッと答えるとしたら、「貯金は多い」と答えるハズです。
普通に考えたら、「年収の高さ」と「貯金の多さ」は比例していきますからね。
でも、答えは違います。
「え？年収が高いと貯金に回せるお金も多くなるし、貯金が多くないのはおかしいいでしょ？」と思いますよね。
でも、よくこんなニュースを聞きませんか？
年収が数千万円や数億円あるような人が、貯金がまったくなかったり、借金地獄にハマっているなんて話し。
あれがまさにいい例です。
収入の高さと、貯金の多さは比例しません。
逆に年収300万円なのに、貯金が数百万、数千万ある人も大勢います。
この違いを生み出すのが、そう「倹約」です。
倹約をしないといくら稼いでも「お金は貯まらない」
年収が高くても貯金が貯まらない理由として、倹約が関係していると話しましたが、なぜそうなるのか深掘りします。
年収が高くても、お金がどんどん減っていく人がハマる罠が「生活水準を上げる」こと。
人は収入が増えると生活水準を上げたくなる生き物です。
年収が上がったし、「新しく車を買おう！」とか「もっといい部屋に引っ越ししよう！」などいい例。
年収が増えた分、支払うお金も増えるから、結果的に貯金に回せるお金がなく、いっこうに貯まりません。
- 年収が1000万円でも、支出が1000万円あったら、貯金は0円。
- 年収が300万円でも、支出が200万円なら、貯金は100万円。
これです。
つまり支出を減らす倹約を意識していないと、いくら年収が高くても貯金なんて絶対に貯まらないんです。
無駄な生活水準を上げることはしてはいけない
それなら、「車の調子が悪くてもずっと買い換えてはいけないのか？」など、お金を使うこと自体がいけないと思うかもしれませんが、そうではありません。
車の調子が悪いなら車を買い換えるべきです。
僕が言いたいことはこうです。
「今の車に不自由もないのに、年収が増えたから新しい車に買い換える」という、まったく意味のない無駄使いはやめるべきと言っているんです。
他には、どうせ買い換えるなら、無駄に高い車を買おうとしたり。
他にもやりがちなのが、不自由がないのに給料が上がったから、今より家賃が高く広い家に住むとか。
給料が上がっても、無駄に生活水準を上げたら、まったく意味がないんです。
どんな時であろうと、お金を貯めたいと思うなら、倹約を意識して、無駄な出費を抑えるようにしましょう。
最後に：お金を増やす方法は2通り
お金を増やす方法には2通りあって、「収入を増やす」か「支出を減らす」か。
どちらをやっても、お金を増やすことはできますが、世間一般では「お金を増やす」ことばかりに目がいきがちです。
でも、収入を増やすといっても、そう簡単にはいかないですよね。
転職するにも、今より給料が多いところがなかったり、副業をしたいけど、時間がなかったりと。
だからこそ、普段から倹約をすることが大切なんです。
結果、年収の多さに関わらず、どんどん貯金が貯まっていきます。
ぜひ倹約を意識して、無駄な支出を抑えてみてください。
貯金は必ず貯まりますよ。
最後に倹約について、オススメの本も紹介しておきますので、興味がある方は読んでみてください。
今回は以上です。