読書

【悲報】読書の効果が表れるのは「非常に遅い」

 

悩んでいる人
読書を始めたんだけど、本を読んでいても普段の生活で役に立つ機会がないし、読書って効果あるんだろうか?

 

こんにちは、ヒサトです。

 

読書効果について、先日こんなツイートをしました。

 

 

読書に即効性の効果を求める人が多いけど、実は読書で得た知識の多くは、後々なにかの出来事に紐づいて生きてくることが多い。

読書をしても、現状なにも変わらないと、本を読むのを止める人は本当にもったいない。

 

世界や日本で活躍している人、会社の上司で仕事が出来る人に共通しているのは「読書家」が多いということ。

 

それに憧れて、「よし!自分もこれから読書家になって、もっともっと人生を向上させて、活躍するぞー!」と息巻いて、読書を始めて数日すると、こんなことを思い始めます。

 

「頑張って数冊読んでみたけど、なかなか知識が増えないし、普段の生活で役に立つこともないし、読書していても意味がないんじゃないか…。」

 

読書習慣がない人が読書を始めると、間違いなくぶつかる壁です。

 

そう思ったら大きな間違いで、その辺を詳しく説明します。

読書をしても効果がない、と感じている人に必要なのは「すぐに効果を求めないこと」

 

最初から、結構身もふたもないことを言います。

 

読書の効果が表れるのって、実はものすごく後になってからなんですよね。

 

読書を始める人にありがちなのが以下の2つ。

 

・すぐに知識人になりたい

・すぐに今より人生を良くしたい

 

この2つが大きい理由だと思います。

 

「知識人」や「人生の向上」などに関しては、読書をすることで得ることはできますが、注目することは「すぐに」という部分。

 

読書効果はすぐに表れない

 

すぐに読書効果を求めたら挫折する

「自分は今すぐ効果が欲しいんだー!」

 

と考えているなら、間違いなく挫折しますよ。

 

例えば英語がまったく話せない人が、英語を話せるようになるために勉強を始めても、すぐに話せるようにはなりませんよね?

 

英語勉強で挫折する人が多いのも、効果が出るのはかなり後だから。

 

「すぐに」効果が欲しい人は、その前に止めてしまいます。

 

まったく同じ原理ですね。

 

読書もそれと同じことで、本から得た知識というのは、少しずつ蓄積されていくうちに、後々生かされてきますので、じっくり取り組むことが大切。

 

さらに読書にすぐに効果を求めてしまうと、こんなジレンマが生まれます。

 

すぐには変わらないから読書を止めたい。

でも後々効果があるなら、読書をしなくてはいけない。

でもすぐに変わらないから読書を止めたい。

でも後々効果があるなら、読書をしなくてはいけない。

 

こういった余計なジレンマが生まれないようにするためにも、すぐに効果を求めることは止めましょう。

 

何冊目くらいから効果が表れるか?

 

「すぐに読書効果を求めないことはわかったけど、それでもどれくらいで読書効果が出てくるのか、目安は知りたいなぁ」と思いますよね。

 

これは正直人によると思うし、ジャンルなどにもよりますから、一概に何冊目から効果が出るよ!とは言えません。

 

例えば、僕は小説、ビジネス、歴史、科学など色々なジャンルを乱読します。

 

そうすると、だいたい50冊を超えたあたりから、「これって、あの本で読んだことが使えるな」とか「あの本で読んだことはこういう意味だったのか」的なことが日常で少しずつ増えてきたと思います。

 

さらに読む本の数やジャンルが増えてくると、そういった本の知識が生きてくる頻度が増えてくる感じですかね。

 

毎月4冊読むと、年に48冊になりますから、それを目標にしてみるのもいいですね。

 

今読んでいる本が役に立つのは1年後と思って読む

 

それでも、すぐに効果がないのであれば、読書習慣がない人には、読書のモチベーションがなかなか上がりませんよね。

 

そんなとき、例えばこんな感じで読書するといいと思います。

 

今読んでいる本は1年後に役に立つ

今日一冊読んだら、役に立つのは1年後で、次の日にもう一冊読んだら、また役に立つのはその1年後。

 

これを365日続けたら、1年後には毎日のように本の知識が生かされる計算になります。

 

今まで読んできた本の数が膨大な読書家の人が、日常でバンバン読書の知識からアイディアが生まれるのはこのせい。

 

未来への読書貯蓄が多いからなんです。

 

もちろん、今のは例え話しなので、読んだ本すべてが必ず1年後に生きてくることはありえません。

 

それでも、読書で得た知識は自分の血肉となって、人生を豊かで素晴らしいものに変えてくれます。

 

今すぐに結果が出なくても、自分は将来に向けて読書をしているんだと、じっくりと読書をしましょう。

 

結論:この3つを胸に刻んで日々読書をする

 

結局は読書の効果が出てくることって、ものすごく後になってからのことが多いです。

 

すぐに効果がほしい気持ちはグッとこらえて、普段はこの3つを意識することがオススメ。

 

・読書にすぐに効果を求めない

・色々なジャンルを読む

・読書を純粋に楽しむ

 

「ちりも積もれば山となる」といいますが、まさにその通りなので、焦らず楽しんで読書をしていきましょう!

 

読書の効果が感じられず、本を読むことを止めてしまった人は参考にしてみてください。

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